馬宮地区社会福祉協議会

活動報告_福祉教室report

   

講演会

テーマ:地域でわたしにできること
〜ボランティア活動 はじめの一歩〜

 講 師:佐藤 陽 教授
 
十文字学園女子大学・人間生活学部・人間福祉学科



 平成26年10月4日(土)、馬宮コミュニティセンターの第2〜4集会室において、ボランティアとは? 活動をしたいけど、どのように始めたらよいのか、きっかけがつかめない・・・また自分がどんなボランティアに向いているかわからないなど、各自治体の福祉委員をはじめ、ボランティアに関心のある地域住民52名が参加、先生の話に聞き入っていました。
 学生時代、障害者のお手伝いをしたことで、以来ずっと障害ボランティアに携わっているという先生が活動を始めることになったきっかけや、「ボランティアとは、一人一人の気持ちと行動力しだいで、誰にでも出来る事」「公的・有償ボランティアだけでは対応しきれない部分に極め細やかにできる体制の必要性」など、とてもわかりやすくお話いただきました。 また、馬宮地区社会福祉協議会のボランティア体制については、只今地域のボランティア振興と組織化に向けいろいろと検討、地道な活動を続けているところなので、今後ともご理解・ご協力をお願いします。

   



講演会

テーマ:地域ですすめるボランティア

 講 師:菱沼 幹男 氏

  さいたま市社会福祉協議会顧問
  日本社会福祉事業大学専任講師




 平成26年1月29日(日)、馬宮公民館 レクホールにて、馬宮地区社会福祉協議会理事の福祉意識と見守り制度の活性化を目指し行われた勉強会に、50人余りの理事が参加、熱心に耳を傾けていました。 「あなたが自分の地域で幸せに暮らしていくのに必要なものを、お金と住居以外にあげてみてください」との先生の質問に対し、ほとんどの人が、家族や友達との人間関係の必要性を訴えていましたが、これは住み慣れた地域で、慣れ親しんだ仲間に囲まれ暮らしていけることが、人間にとってどれだけ大切なのかということの裏返しになります。
 少子高齢化の進む昨今、自分の地域で自分らしく暮らしていくためには、いかに地域ぐるみでボランティアをすすめていくことが必要なのかということを分かりやすく説明していただきました。 高齢化率がますます上がるのは当地区でも例外ではなく、少しでも早急に地域で進めるボランティア制度の組織化が必要と感じました。

   


講演会とリズム体操

テーマ:老人ホームの選び方
介護の悩みと
老後の不安にさようなら

 講 師:瀬田 慰子 氏

  特別養護老人ホーム
  敬寿園宝来ホーム 施設長



 平成22年11月20日(土)、馬宮公民館レクホールにて、瀬田施設長さんの前向きな考え方や長年の経験談を聞かせていただきました。介護に対する不安や悩みなどを抱える70名ほどの地域の皆さんが参加、熱心にメモを取る姿が見られました。日々の介護に疲れ、もうどうにもならないギリギリのところで、預けられる本人は見捨てられた、家族は見捨てたという負い目の心で施設入所を希望する人が多い。 しかし、ホームは残された時を本人や家族が心穏やかに笑って過ごす、人生の終末期への新たなスタートの場所だと思って欲しい。我々スタッフも人生の終末期「臨終」に関わることの出来る最高の仕事だと考えていますと、本人・家族・スタッフそれぞれの違った立場からのお話に、胸のつかえが軽くなった人も少なからずいるのではないかと・・・。 「どんな施設でも課題はあります。 大切な家族を委ねるのですから、ホーム選びは慎重に、できるだけたくさんの施設に足を運び見学することをお勧めします。 その際、ホームのスタッフの言葉や態度より入居者の表情をよく観察するとよいですよ。 入所した方が幸せか否かは、時が経った時にその人の表情で判断するしかありませんから」。瀬田室長さんはそう言って締めくくられました。
 講演の後は、磯貝 和子先生によるリズム体操でリフレッシュ、思わず笑顔のこぼれる楽しい時間を過ごすことが出来ました。

   

   
 




馬宮地区社会福祉協議会

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JR大宮駅西口
 A番バス乗車口から西部バス
 「大31・指扇駅」行き


JR指扇駅
 @番バス乗車口から西部バス
 「31・大宮駅西口」行き

 ※共に
「馬宮コミュニティセンター」下車